久世弁護士へインタビュー

挑戦を支えるサポート体制

　入所して間もない頃は、外国語の契約書のレビューや海外投資家との打合せなど、初めての経験ばかりで戸惑うことも多くありました。特に渉外案件では、単に法律知識だけでなく、相手国の文化やビジネス慣習、依頼者の背景理解が不可欠であり、学ぶことの連続でした。ただ、代表や先輩弁護士より実務的な視点から具体的なアドバイスを頂いた他、中国律師や翻訳・通訳チームがクライアントからのヒアリングをフォローしてくださることで、不安を抱え込まずに一歩ずつ進むことができました。案件の進め方に迷ったときも、チーム全体で議論し合い、最善策を一緒に探すスタイルが根付いています。スフィア法律事務所では、日々挑戦しその都度フィードバックを得て次に活かせるため、安心して新しいことに挑める環境であると感じています。少人数だからこそ距離が近く、互いに支え合う文化があることも、大きな支えになっています。

渉外案件の
第一線で成長し続けたい

　現在はまだ経験を積みながら日々学んでいる段階ですが、将来的には依頼者の海外展開やクロスボーダー投資を包括的にサポートできる弁護士になることを目標としています。未経験から渉外案件に挑戦できる環境を与えていただいているからこそ、私自身が実力をつけ、将来は後輩に同じような挑戦の機会を提供できる存在になりたいと考えています。渉外案件は法律だけでなく、異なる文化や商習慣の違いを理解し、依頼者の意思を正しく橋渡しする力が求められるため、大変さと同時に大きなやりがいがあります。国境を越えて依頼者のビジネスを支えるという責任の重さを実感しながら、挑戦を恐れずに成長を続けたいと思います。そして、依頼者にとって「頼れるパートナー」として信頼される弁護士になれるよう、一つひとつの案件に真摯に向き合っていきたいと思います。